GPコロンバス10の優勝を飾り、一躍有名になったタッチ黒型。
齋藤友晴プロの適切なメタゲームへのアプローチ、プレイングスキルが立証されたようなデッキ。

まずはリストから

21 lands
20 creatures
19 other spells

2 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
2 島/Island
2 霧深い雨林/Misty Rainforest
4 変わり谷/Mutavault
1 汚染された三角州/Polluted Delta
2 沸騰する小湖/Scalding Tarn
4 Underground Sea
4 不毛の大地/Wasteland

4 珊瑚兜の司令官/Coralhelm Commander
4 呪い捕らえ/Cursecatcher
4 アトランティスの王/Lord of Atlantis
4 メロウの騎兵/Merrow Reejerey
4 銀エラの達人/Silvergill Adept

4 霊気の薬瓶/Aether Vial
4 目くらまし/Daze
4 Force of Will
3 呪文貫き/Spell Pierce
4 行き詰まり/Standstill


Sideboard
4 仕組まれた疫病/Engineered Plague
2 自然の壊滅/Nature’s Ruin
1 非業の死/Perish
3 水没/Submerge
3 トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt
2 梅澤の十手/Umezawa’s Jitte

メインボードでの黒のカードの採用はゼロ。
そしてサイドボードの半数近くを占める黒のカードの豊富さが、このデッキの最大の特徴。
とにかく、緑の生物を多様するデッキを徹底的に駆逐する型なのがうかがえる。
このサイドボーディングが効果的な相手では、Zooやサバイバル系、バントアグロ等、いずれも『聖遺の騎士』の採用率が高いデッキが挙げられる。おそらくその場合のアウトは呪い捕らえ。ビート相手には効果が薄い。
ただし、このデッキがそのサイドボーディングを最大限に発揮するのは、当然ながら、緑の生物を多様するデッキの使用率が高い環境である。
コンボ相手には、通常のマーフォークと何ら変わらない動きになることだろうし、同系の対戦でも、相手が対策していると対処しにくい部分がある。
結局はメタゲームとプレイング次第ってことか。

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