今日、大学で献血の募集をしていた。
献血をする際には条件があり、男女共に、体重が50kg以上ないと、献血できない。
男性ならまだしも、体重が50kgに達していない女性は、結構いると思う。

女性で体重が50kg以上というのは、個人的な感覚で言えば、ややぽっちゃり。
BMIは理想的な数値を示す範囲なのだが、必要以上のダイエットや食事制限などで、最近(09~11年)の20代女性は、3人に1人が「低体重」と言われている。
「低体重」とは、BMIが18.5未満の人のこと。
BMIは、体重(Kg)÷身長(m)÷身長(m)で算出可能。
人によっては、「デブより痩せてる方が良い」と思う人もいるだろうが、「痩せずぎ」も肥満同様に健康に悪影響を及ぼす。
低体重で考えられる問題は以下。

1.免疫機能の低下

2.筋肉量の低下

3.抜け毛

4.骨粗鬆症

5.貧血

6.月経不順

7.妊娠合併症

7について、London School of Hygiene and Tropical Medicineの研究では、妊娠前に低体重だった女性は、妊娠初期の3ヶ月間に72%は流産になる、といった報告がされている。
これらの出産に関する弊害は、現代の少子化の問題にも少なからず影響しているのではないだろうか。

ちなみに2010年の女性の平均体重は50.7kg
これらのことを考慮すると、体重が50kgに達している女性は、やはり少ないと感じる。

美と健康とは、トレード・オフの関係にあるような気もするが、実際はそうではない。
健康があってこその美という認識を世間に広めることも、今後、大切になってくるだろう。

コメント

まる@POY
2011年5月24日20:59

健康的な美しさが一番だと思います。

カッツ
2011年5月24日22:13

最近のモデルさん具合にはびびった。
雑誌での影響とかが強いんでしょうね、上へ上へという考えが悪循環してるんでしょう。

自分の体に気を使える女性がすばらしいと思うわ(キリッ

獄卒
2011年5月24日23:33

>まるさん
激しく同感です。健康美人こそ至高…!
痩せすぎor肥満の女性は、No’thank you

>カッツさん
モデルさんとかは、事務所専属の栄養士等、美のスペシャリスト的なスタッフが、美と健康の維持をサポートしているからこそ、あのクオリティだと思うんです。
それを一般の人が真似するのは、少し無謀な気も…。
ダイエットにおいての健康管理の重要性は、もっと認知されるべき事項と言えますね。

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