確率を考えたプレイが難しいと、最近つくづく思う。
不確定要素が絡むと、一気にプレイングの質が問われる。
盤面を見てのプレイは慣れとかでどうにかなりそうなものだけど、こればかりは熟練が必要そう。
例えば、「次にこれを引くのなら、さっきのターンはこう動いていた方が良かった」
こう思うことは、誰しもが一度はあるはず。
ここで、次にそのカードを引く可能性があることを考えると、また行動が違う場合だってある。
勿論、結果論もあるだろうけど、常に確率を考えて行動できるかどうかが重要。
リスクや最善手を考えつつ、勝負所では読み合いの末、確率に懸ける器量、度胸が必要になってくることもある。

ここが出来るプレイヤーは、MTG熟練者のレベルと言っても良いと思う。
多分、フォーマットを問わずに強い人はこういう人。
これは多分、MTG以外のゲーム(トランプとか)でも言えることなんだよなぁ…

確率が高いものに照準を合わせて、「読み」を行っても、ハズれることは往々にしてある。
これを結果論と考えるか、匂いを感じ取れなかったと考えるか。
後者と考える人はほとんどいないと思う。
オカルト染みた話で言うとシックス・センス(第六感)
人間が持つ、基本の「五感以外の何か」ってところかしら。
余談だけど、アメリカには博打で人を救済する人がいるらしい。
確か名前(多分本名じゃない)はロビン・フットという男。
彼は病気で困っている人に莫大な治療費や手術費(数百万~)を寄付する男で、これを何度も行っているのだが、その治療費などは 驚くことに博打で稼いだ金から捻出しているのである。
博打に懸ける金は「彼自身の資産」というのも、この男の凄味。
しかも、私益のためには博打を打たない、まさに英雄のような博徒。
博打は不確定要素の塊のようなもの。それに対して、ここまでの収益をあげるとなると、最早神業。
まぁ、確率の枠では測れない何かがあるんじゃないか…という話。
ちなみに、本人曰く、負ける日もあるらしい。

あ、話が逸れた。
あと、個人的に難しいと思っているのはコンバット。
これ難しいすね~
殴打頭蓋や十手、生物が互いに5~6体並び合って、ライフも互いに残りわずか。相手ハンドに除去もあるかも…とかなったら、これもう(最善手)分かんねぇな…

当然、MTGで勝つためには、熟練された構築やメタ読みとかも重要。
なんだけど、プレイングもクッソ重要(真理)

ホモガキの頃は、「強いデッキ使ったら誰でも勝てるわ~^q^」
とか思っていた。
今となれば、そんな考えのホモガキは【抹消/Obliterate】してやりたい。

自身のプレイでは、ここらがクッソ温い。
なので今後は、
確率を考えたプレイ と コンバットに重点を置いて練習していこう(提案)
あと、第六感も…まぁ多少はね?

コメント

マイコロス
2011年12月11日22:50

コンバット練習ならリミテッドして、どうぞ(迫真)
その時の盤面だけじゃなくて2桁単位のカードをケアしながら数ターンかけての展開と攻防を考えないといけないのでとっても難しいんじゃあ^~

獄卒
2011年12月11日23:02

詰めMTG難しすぎィ!
これが習得出来たら、構築戦がすごく楽に感じられそうですね…
リミテッドする際は意識して取り組んでみますw

青星
2011年12月12日7:30

>リスクや最善手を考えつつ、勝負所では読み合いの末、確率に懸ける器量、度胸が必要になってくることもある。

コントロールとかなら一番リスクの少ない選択肢が最良になってくる場合が多いんでしょうけど、クロックパーミやコンボ、前陣速攻系のビートなんかでは、ある程度のリスクを背負ってでも前のめりな選択をすることが勝ちにつながることもあるかと思うので、結局は経験と練習量と、何より自分のデッキを理解することが一番大事になってくるんでしょうね。

獄卒
2011年12月12日11:48

まさにその通りだと思います。
ただ漠然とリスクを取るのはではなく、それに見合うリターンも考えつつの決断…
これが、ここ一番の勝負所では特に重要になってくると思っています。
プロレベルの人はそのセンスが高いんじゃないですかね…(予測)

どうしても結果が纏わり付いてくるので、その決断が正しいかどうかが分かりにくいのが、また難しいところではありますw

ラワン@女帝
ラワン@女帝
2011年12月12日13:57

これが自然と出来たらいいとは、いつも思っている。
おれが、気をつけているいることといえば、早いプレイングをして、頭と体に覚えさせること。よく後でプレイングミスだとは気づくんだけどね。

獄卒
2011年12月12日14:23

素早く、正確なプレイングは要練習ですからね。
制限時間の関係上、ある程度の流れ、展開は頭と体に刻み込んでおいて、本当に難しい局面で考える時間を確保したいところです。

水菜を煮たやつ
2011年12月12日19:06

その他、皆さん当たり前にやっている、心掛けている事かもしれませんが、相手の言動なども重要な情報ですよね。
手札破壊をした後などは特に、その後の相手のドロー時に、顔色、目線と手の動きなどで土地かそれ以外かぐらいは解りますし、◯◯は嫌だなぁとか、言ってみて顔色、目線を伺ったり、何らかのアクションの際に相手が迷っている様であれば選択肢が有る事が分かるし、こちらのプレイの度に、相手が自分の手札に目が行ってたりしたら、何か構えてるのが分かったり、相手のデッキタイプが分かっていたら、それらの事から色々と予想が出来る事も多いですよね。
特に、仲間内。いつも同じ人相手やってるとその人のプレイングの癖も分かってくるので、チョットした違いからバレバレに成る事とかも多いですし。
私の場合、予測は苦手で、対話や相手の言動等から読み取れる、見えている情報の方を重視しがちで、追い詰められないとデッキの中身とか確率とか考えなかったりするので今回の話しは勉強になりました。
確率からの予測も重要ですよね、やっぱり(^皿^;)

水菜を煮たやつ
2011年12月12日19:11

すませーん「伺う」→「窺う」の間違いでしたw

やちひこ
2011年12月12日19:52

確率は人を惑わすので、ほどほどにねー(^-^)

練習ほど、本番のように。本番ほど、練習のように。って言葉が好きでいつも心掛けてます。
なかなか難しいですけど、結果が出る全ての物事に通じる言葉だと思います。

にゃんにゃん
2011年12月12日20:57

俺はどうなんやろぉなー。

なるべく顔には出さないようにポーカーフェイスを心がけてはいるのだが…。


ま、ここまで深い考えではやってないけどね

Otaya@Takashi
2011年12月12日23:11

はじめましてー。
広島でMTGレガシープレイヤーをやってるOTAYAと申します。
リンクさせていただきました!

確率論、難しいですよね。自分は一度引退(日本語版が出るちょっと前からインベイジョン発売くらいまでやってました)して1年くらい前に復帰した復帰組なのでMTGやってる期間自体は長いのですが中々確率を考えたプレイングは出来ないですね(´・ω・`)
よっぽど切羽詰まった時じゃない限り意識して確立まで考えては出来ないです(;´Д`)すんごい疲れるんですよね…

私の友人がかのKai Buddeと対戦することがあったそうで、その時にギリギリまで追い詰めたのですが結局TOPデックをされて巻き返され負けたそうです。んで、その時に「俺は今ここでこのカードが引けるから勝てるんだ」と言われたそうで(´・ω・`)
獄卒さんの日記に通じるところがあるんじゃないかなーと日記見てて思いました。

おっさんプレイヤーの昔話を書き込んでごめんなさい_(._.)_
もし広島に遠征に来られることがあればよろしくお願いしますー。

獄卒
2011年12月13日1:26

>水菜の人
普段対戦している人や知っている人だと、癖や言動で読みを行えることもありますが、それに依存していた場合、知らない人と対戦した時は、あまり期待できない気もします。
ただ、与えられる情報から推理、予測する習慣自体は、充分実戦的なものだと思いますね。

MTGでは洞察も必要ですし。

獄卒
2011年12月13日1:31

>やちひこさん
意識次第でプレイングもだいぶ変わりますからね。
まずは、意識の水準を高い所に持っていくというのが、勝つためには必要なんだと思います。

>おにゃん
ポーカーフェイスは基本だけど、逆にわざと顔、声に出すのもあり。
その場合は演技力が問われるが…w

獄卒
2011年12月13日1:49

>Otaya@Takashiさん
こんばんは、初めまして!
不確定要素が含まれる中での、正確なプレイングは最高峰の難度だと思っています。
これを意識するとやっぱり疲れますし…w
世界最強の男ともなると、このプレイが正確に、自然に出来るのかもしれません。
それが練習で培ったものか、感性として最初からあったものかは分かりませんが…。
追い詰められていても諦めずに、トップに懸けたプレイング(確率を考えたプレイング)をして、結果、それが実るとは さすがですね…

広島でしたら、いつかお会いすることもあるかもしれませんね。
その時がありましたら、是非よろしくお願いします。

こちらからも日記リンクさせて頂きました。

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