今回使ったデッキは青黒リアニメイト
リストは以下


Jeux Interdits -グリセル君の禁じられた遊び(意味深)

Main Deck 60

Creature 8
1.絶望の天使/Angel of Despair
1.魅力的な執政官/Blazing Archon
3.グリセルブランド/Griselbrand
1.エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria
1.核の占い師、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur
1.鋼の風のスフィンクス/Sphinx of the Steel Wind

Instant 16
4.渦まく知識/Brainstorm
4.目くらまし/Daze
4.納墓/Entomb
4.Force of Will

Sorcery 18
4.入念な研究/Careful Study
4.死体発掘/Exhume
3.思案/Ponder
4.再活性/Reanimate
3.思考囲い/Thoughtseize

Land 18
1.溢れかえる岸辺/Flooded Strand
3.島/Island
2.霧深い雨林/Misty Rainforest
4.汚染された三角州/Polluted Delta
2.沼/Swamp
4.Underground Sea
2.新緑の地下墓地/Verdant Catacombs


Sideboard 15
2.残響する真実/Echoing Truth
1.大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite
1.浄化の大天使/Empyrial Archangel
2.虐殺/Massacre
2.非業の死/Perish
2.真髄の針/Pithing Needle
2.外科的摘出/Surgical Extraction
3.実物提示教育/Show and Tell



場に出せれば大体7枚以上のドローが可能なグリセル君を迎えた、AVR登場後の新環境リアニメイト。
この生物は「ライフはドロー(至言)」を体現する凶悪カード、ヨーグモスバーゲンを彷彿とさせる起動型能力と、大型フライヤー+絆魂の高い戦闘能力で、後続の安定化とクロックを一体でこなしてしまう。
恐ろしいのが絆魂。こいつの攻撃を一度でも通してしまうと、再び容赦ない7ドローが炸裂する。ドローに変換させずとも、バーン相手等では、ワンパンライフゲインだけで失禁もの。
コンボ相手でも、WillやDaze、サイド後は土下座を引き当てにいく7ドローはクッソ強い。
歴代の悪魔の中でも、間違いなく最強、いや最凶。

奈落の王(笑)

もう察した人もいるだろうけど「禁じられた遊び」とは、ヨーグモスバーゲンの隠喩。

大型生物は8枚。
気持ち多めだが、これはサイド後の実物提示戦略の安定化のため。
最近のレガシー環境では外科的摘出(土下座)が「丸い墓地対策」として大体のデッキのサイドに標準装備されている。
釣り対応に土下座→SCMで土下座FBとかされたら悶絶するので、それの対策。

当然の事だけど、リアニメイトは、1.墓地に落とす→2.墓地の生物を釣る の2つのプロセスを踏む必要がある。
墓地に大型生物を落とすことが出来ると、この1つが完了した事になり、後は竿で釣るだけになる。ハンドに無くてもポンダーやブレストで竿を探しに行くことができるため、落とされたら非常にマズイ。
そのため、リアニの潰すべきアクションは、墓地に落とすところに焦点が当てられるのが一般的。(納墓にWillやピアス、ケアフルにREB等)
つまりは、ここを潰すのにある程度の消耗を余儀なくされる、ということ。
サイド後にこのアクションがスムーズに進むと、まず土下座を疑うべき。
結果、納墓やケアフルでカウンターを消費させた後に撃つスペルは通し易い→実物提示教育は通し易いという結論に至る。
このカードは相手の墓地対キープすら掻い潜る一面も併せ持ち、サイド後のキープ基準になり得るのも強い。
そしてグリセル君の存在。除去が飛んで来ようが、ライフに余裕があれば、7ドローが炸裂するため、実物提示を単純に7ペイ7ドローと割り切った使い方もできる。この7ドローの後続で潰しに行けるため、グリセル君が死のうが悲観的になることはない。運が良ければ、彼は自らの7ドローでの意志の力によって身を護るだろう。

サイド後は相手のトーモッドやレリック、土下座等の墓地対策キープにも効果がある実物提示教育はコンボスペルの鑑。

次に生物枠について。
ギタクシアスはグリセル君が抜かれた場合の補助。返しで除去されなければ勝ち
絶望天使は針やKarakas、Ith等の鬱陶しいパーマネント対策。江村殺しも兼ねる
イオナはコンボ相手に。
執政官は殴りかかる相手の足止めだが、大体はSneak Show用
スフィンクスはビート、バーン相手。農場に行かなければ勝てる
ノーンは部族やマーベリック相手。ドレッジ相手にも効く
大天使はバーンや青系相手

そして、これらの生物を状況に応じてグリセルを起点とし、場に出すのがグリセル入りリアニの醍醐味

メインのスペルは基本に忠実にした。
思考囲いは緊急時には自分に撃てるのが偉い。ミスディレを喰らうのが面倒だけど、デッキがデッキだけに撃たれても割とどうでもいい。
Dazeは4枚。Hive mindやSneak Show等の一撃を搭載するデッキ相手の命綱。コンボを狩れるコンボをモットーにしたのでこれは欠かせない。ケアしてくれるなら手を遅らせる事ができるし、ケアしないならそれはそれで一興。無くて負けるのは仕方ない。
思案は潤滑油だけど、竿を探しに行くのが強いくらいで、1T目に撃つこれは弱い。
メインから実物提示を突っ込んでも良いかもしれない。

土地基盤は若干青マナ優遇。
黒マナは1つ出せれば充分。初手グリセルを抱えた1T目ケアフルがゲロ強い。

サイドの土下座はグリセル君のドローから緊急時に撃ち込める可能性があるため。
前方確認の意味でも割とあり。
バウンスは天敵の力戦やトーモッド、レリック、チャリス等の置物対策。同系相手にも有効。
ペリッシュはKarakasをサーチしてくるクソ野郎や、墓地を貪るチンコ野郎を根絶やしにする殲滅兵器。高速展開をしてくるところを捕まえる。

虐殺はマーベリック以外にもピキュラや法学者、サリアを殺れるけど、インを想定した相手と対戦しなかったので、強さを実感できず。
この2枚の枠はもう少し練り込めたかもしれない。


という感じで、今回使ったデッキの概要はこれで…終わりっ!

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