ルールの小噺 PW編
2012年8月24日 TCG全般今回取り上げるところはコ↑コ↓の部分
対戦相手のコントロールする発生源
というのがポイント
例えば、プレイヤーAが原初の狩人ガラク(忠誠度2)をコントロールしており、灰色熊でアタックしてきた時、プレイヤーBは【危害のあり方/Harm’s Way】をキャストして、その2点を原初の狩人ガラクに移し替えることはできない。
危害のあり方はダメージを置換するカードであり、ダメージの発生源自体は変わらない。
つまり、ダメージの発生源はプレイヤーAがコントロールする灰色熊であり、危害のあり方の2点は、プレイヤーBがコントロールする発生源でないため、相手(プレイヤーA)のPWにダメージを与える(置換する)ことはできないのである。
同様な例として、プレイヤーAが復讐のアジャニ(忠誠度3)をコントロールしている時、プレイヤーAはプレイヤーBを対象として稲妻/Lightning Boltをキャストした。プレイヤーBは稲妻に対応して謝った指図/Misdirectionをキャストし、稲妻の対象をプレイヤーAにした。
このケースでも、対象を変更した稲妻でアジャニに3点を与える(置換する)ことはできない。
稲妻のコントローラー、発生源はプレイヤーAであり、プレイヤーBは稲妻のコントローラー、発生源ではないのがその理由。
誤った指図は呪文の対象を変更するだけで、そのコントローラーまで変更する能力は持たないので、無理ぽってことね。
PWはヴィンテージ~スタン、EDHまで幅広く使われるカードなので、ルーリングで勘違いがないようにしておきたいところ。
306.7 対戦相手のコントロールする発生源からの、戦闘ダメージでないダメージがプレイヤーに与えられる場合、その対戦相手はその代わりにその発生源にそのダメージをそのプレイヤーのコントロールするプレインズウォーカーに与えさせることを選んでもよい。これは移し変え効果(rule 614.9 参照)であり、置換効果の順番に関する通常のルール(rule 616 参照)に従う。その対戦相手は、その移し替え効果が適用されるに際して、ダメージを移し変えるかどうかを選ぶ。
対戦相手のコントロールする発生源
というのがポイント
例えば、プレイヤーAが原初の狩人ガラク(忠誠度2)をコントロールしており、灰色熊でアタックしてきた時、プレイヤーBは【危害のあり方/Harm’s Way】をキャストして、その2点を原初の狩人ガラクに移し替えることはできない。
危害のあり方はダメージを置換するカードであり、ダメージの発生源自体は変わらない。
つまり、ダメージの発生源はプレイヤーAがコントロールする灰色熊であり、危害のあり方の2点は、プレイヤーBがコントロールする発生源でないため、相手(プレイヤーA)のPWにダメージを与える(置換する)ことはできないのである。
同様な例として、プレイヤーAが復讐のアジャニ(忠誠度3)をコントロールしている時、プレイヤーAはプレイヤーBを対象として稲妻/Lightning Boltをキャストした。プレイヤーBは稲妻に対応して謝った指図/Misdirectionをキャストし、稲妻の対象をプレイヤーAにした。
このケースでも、対象を変更した稲妻でアジャニに3点を与える(置換する)ことはできない。
稲妻のコントローラー、発生源はプレイヤーAであり、プレイヤーBは稲妻のコントローラー、発生源ではないのがその理由。
誤った指図は呪文の対象を変更するだけで、そのコントローラーまで変更する能力は持たないので、無理ぽってことね。
PWはヴィンテージ~スタン、EDHまで幅広く使われるカードなので、ルーリングで勘違いがないようにしておきたいところ。
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