【レガシー】エキスパンションで振り返るレガシー環境とその変化

2013年1月15日レガシーコメント (3)

レガシーのデッキを思案中だが、なかなかに上手くまとまらない。

どうにも最近のレガシーは、環境の推移が激しくて、追っていくのに苦労する
プレイヤーの増加に伴い、環境の研究も進んでいることから、単純に好きなデッキで勝つことは難しくなり始めている印象

最近のエキスパンションがレガシーに与えた影響を振り返ってみる

・イニストラード
炎の中の過去がANTを大幅に強化
そして、SCMがソープロ、稲妻を使い回すようになったのもココ
トラフトのレガシー採用も検討され、トリコトラフトが環境に蔓延る

・闇の隆盛
信仰無きものあさり、墓掘りの檻の登場で、ドレッジの今後が気になったエキスパンション
マーベリックがサリアを獲得

・アヴァシンの帰還
終末、エントリートの獲得によって奇跡コンが台頭
闇の隆盛で、せっかくサリアを獲得したマーベリックを、上げて、落とす
マーベリック等の並べるビートは　あぁ〜きついス(素)
今となってはオワコンと化しつつあるリアニが新戦力のグリセルを獲得
魂の洞窟もこのエキスパンション。
この時期から、露骨に青を嫌ったデザインが多くなる印象

・ラヴニカへの回帰
前評判では、審問官の使い魔が騒がれたが、騒がれただけだった。
相変わらず、墓地には厳しいWotC
最終墓地殲滅兵器RIPが登場し、兜やエネルギーフィールドとのシナジーを用いた「ヘルムピース」が登場
死儀礼&衰微が絡むBG系の躍進で、ジャンド、BUGが浮上
評決、RIP等で、UW系コントロールの構築の幅が広がる
GPデンバーでも、その影響は顕著

新エキスパンションが出る度に、環境が変わるため、同じエターナルでもモダンに近い印象すら受ける。
コンボとWill、デュアランの有無が最大の違いって程度。
レガシーと言ったところで、最近のカードが多すぎるんだよね、それ一番言われてるから。
旧枠の枚数よりも、新枠の方が多いデッキも少なくない

こうも最新のカードで環境が変わるとなると、制作側が意図してるって、ハッキリ分かんだね

20年以上のMTGの歴史を振り返っても、やっぱり最近のカードは単純に強い
神話レアが登場した以上、レアとは一線を画した何かが必要というのは分かるけど、やっぱり強い

サンダーマウとか、今までのドラゴンと比べると、その性能の差は一目瞭然
ラースのドラゴンが1マナ増えたら、辛いデメリットが無くなってタフが1増量、速攻のオマケ付き

神の怒りをトップしたら1マナで撃てるようになりました
せっかくトップしたのにマナが足らない…という問題も解消できたのは、とても良いことだと思いました
実際は、大体インスタント1マナのリセットなので、頭がおかしいですね

体感的には神話レアクラスのパワーはあると思うけど、これでレアなんだよなぁ…
レアですら、カードパワーの向上は明らか

精神ジェイスですか？
もう青の4マナの定番すね
5マナフィニッシャーの変異種に謝って、どうぞ
変異種もクッソ強かったのに、どうしてこうなった

あぁ、エムラクール？
書いてあることは最強生物よね
コスト踏み倒せばいいから、大丈夫、ヘーキヘーキ
リアニできないなら実物提示とか超起源、エウレカでコスト踏み倒しますね^ ^
3マナでハンドからこんなものを出し始めたら、もう昔のファッティに人権は無いわな
Karakas が7000円くらいになるというのも異常ね
こいつが出る前は 400円くらいだったのに、どうしてこうなった

新しいカードが出る度に、昔のカードの構築の芽を摘んでいる感じがしなくもない
まぁそれと同時に、昔のカードが使われるようになるケースも多いけど。(Karakasとか)

環境の変化が緩いのが、レガシーの魅力の一つと思っていたけど、エキスパンションが出る度に変化するのは個人的にはどうにも

環境が常に変化していくのはスタンだけにしておいて　って感じね
今のレガシーは、環境の変化が激しくて、追うのも一苦労

新規カードがレガシーで使われる機会が大幅に増えたことで、ここ最近の「レガシー」というフォーマットの在り方が変化しているのは間違いないすね